ここでは、2021年モデルと2020年モデルの差、DS1ラインとDQ1ラインの違い、DQ1ラインとCQ1ラインの違いを通して、AQUOS OLED DS1とDQ1とCQ1の違いがわかります。
2021年AQUOS OLEDは4k120p入力に対応しています。DS1ラインはCQ1ラインを継承しエンジン・パネル性能を向上、DQ1ラインはCQ1ラインを継承しエンジンを向上・音響面を一段下げたモデルになっています。詳細はこの記事を読むとわかります。
ライブ配信をよく視聴する、ゲームする方は2021年モデル(DS1ライン、DQ1ライン)がおすすめです。
2021年DS1ライン、DQ1ラインと2020年CQ1ラインの違い
ここでは、2021年発売のDS1ライン、DQ1ラインと2020年発売のCQ1ラインで大きく変わったポイントをまとめています。
2021年モデルで変わったポイント【AQUOS OLEDの違い】
- 4K画像処理エンジンがS2にバージョンアップ、高精細機能が「4K Masterアップコンバートプロ」から「4K 超解像アップコンバート」に合わせて変わっています。
CQ1ライン Medalist S1とDS1ライン・DQ1ラインのMedalist S2の違いは、プレスリリースを参考にすると「解像度や映像フォーマットを解析し、被写体が持つ質感や輪郭などをより緻密に再現できる」違いです。
↓CQ1ラインのプレスリリース↓
新製品の全機種に、新開発の4K画像処理エンジン「Medalist S1」を搭載しました。8Kテレビの開発で培った画像処理技術を活かし、地上デジタル放送やネット動画などのさまざまな映像を4K情報量に高精細化するとともに、広色域技術で色鮮やかな映像を表示します。また、コントラストを緻密に表現する独自アルゴリズム「スマートアクティブコントラスト」を新採用。地上デジタル放送などのSDR映像や4K HDR映像(HDR10/HLG)などの映像フォーマットと、映像シーンごとの輝度情報に基づいて明暗を描きわけ、白飛びや黒潰れを抑えたクリアな映像を映し出します。https://corporate.jp.sharp/news/200511-a.html
↓DS1ライン・DQ1ラインのプレスリリース↓
全機種に、新開発の画像処理エンジン「Medalist S2」を搭載しました。8Kテレビの開発で培った高精細化処理技術を応用。解像度や映像フォーマットを解析し、被写体が持つ質感や輪郭などをより緻密に再現できるようになりました。4K放送はもちろん、地上デジタル放送やネット動画などもリアリティあふれる映像で楽しめます。https://corporate.jp.sharp/news/210422-c.html
- 2021年AQUOS OLEDは、音に包まれるような臨場感で楽しめる「音楽ライブモード」が追加されました。
- 2021年AQUOS OLEDは、オンラインライブ配信に対応したアプリ(例えばU-NEXT、ABEMA PPV ONLINE LIVE)にも対応しています。
- DS1ライン、DQ1ラインはHDMI4系統のうち2系統 4K 120p入力対応しています。
表にまとめるとこのような違いになります。
DS1・DQ1[2021] | CQ1[2020] | |
4K画像処理エンジン | Medalist S2 | Medalist S1 |
音楽ライブモード | ○ | ー |
オンラインライブ配信対応 | ○ | ー |
HDMI 4K 120p入力対応 | ○ | ー |
DS1ライン、DQ1ライン、CQ1ラインの 4K有機EL倍速駆動パネルを採用し、HDR10・HLG・Dolby Vision対応、チューナー数、録画機能などは同じです。
ここからは個別にDS1ラインとDQ1ラインの違い、DQ1ラインとCQ1ラインの違いを深堀しています。
DS1ラインとDQ1ラインの違い
AQUOS OLED DS1ラインとDQ1ラインはどちらも2021年に登場した有機EL採用のラインです。DS1ラインが上位ラインです。
<DS1ライン>には、当社が独自に設計、チューニングした高輝度「S-Brightパネル」を搭載しました。輝度性能に優れた発光素材の採用に加え、効率的な発光と輝度アップを可能にする独自構造により、あらゆる映像を明るく鮮やかに映し出します。また、有機ELパネルの性能を最大限に引き出す制御技術「Sparkling Drive Plus」を新開発。漆黒からきらめきまで明暗を豊かに表現し、深みのある映像を表示します。https://corporate.jp.sharp/news/210422-c.html
エンジンは同じです。4K有機ELパネルとその制御がDS1ラインとDQ1ラインの差別化ポイントの1つです。
DS1ラインとDQ1ラインの差別化ポイントは以下の3つのポイントです。DS1をメインに記載しています。
- 「S-Brightパネル」「Sparkling Drive Plus」
- テレビに話しかけることで電源のオン/オフや選局、音量調整などの操作ができる「ハンズフリー音声操作」
- 総合出力65W 2.1ch 7スピーカー「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」搭載
DQ1ラインは「S-Brightパネル」ではありませんが、映像の輝度情報に応じて、発光量を画素ごとに緻密に制御する独自のパネル制御技術「Sparkling Drive」を搭載しています。
DQ1ラインは「ハンズフリー音声操作」非対応です。リモコンの「Googleアシスタント」ボタンやスマートスピーカー(別売)から音声操作ができます(DS1ライン・DQ1ライン)。
DQ1ラインは総合出力50W 2ch 6スピーカー「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」です。
スピーカー構成は以下のような違いです。
DS1ライン:ツィーターx2個 ミッドレンジx4個 サブウーハーx1個
DQ1ライン:ツィーターx2個 フルレンジx4個
DS1ラインとDQ1ラインの価格の差
価格はどれくらい違うのでしょうか?Amazon.co.jp、楽天市場、Yahoo!ショッピング、PayPayモールで販売中の最新価格を画面サイズ別で表にまとめています。
65v型の価格の差
参考:発売前の価格差(平均)は、3万3千円ありました。
55v型の価格の差
参考:発売前の価格差(平均)は、3万3千円ありました。
ここまでシャープ プレスリリース、製品ページを隈なく比較し、わかりやすくまとめたDS1とDQ1の違いをご紹介してきました。
DQ1ラインとCQ1ラインの違い
DQ1ラインで変わったポイントはこちらでご紹介している4K画像処理エンジンがS1→S2にバージョンアップ、「音楽ライブモード」、「オンラインライブ配信」、「4K120p入力」が主な違いとなります。
これら以外の違いは高音質、リモコンが大きく変更、USBポートが増えた、この3点です。
- フロントオープンサウンドシステム プラス搭載はどちらも同じです。DQ1はサブウーハーなしのスピーカー構成に変わりました。CQ1ラインが充実しています。
【CQ1】音声の聞き取りやすさと広がり感を高めた新設計
総合出力65W 2.1ch 7スピーカー ツィーターx2個 ミッドレンジx4個 サブウーハーx1個【DQ1】音を前方に導き聞き取りやすい高音質設計
総合出力50W 2ch 6スピーカー ツィーターx2個 フルレンジx4個 - リモコンの配置が変わりました
CQ1ラインのリモコン↓、DQ1ラインはこちらのようにネット動画へのダイレクトボタンが大幅に増えています。
DQ1ラインのリモコン↓
- USBポートが増えました
CQ1ライン 1:USBメモリー(写真/音楽/動画)用/1:USBハードディスク用
DQ1ライン 2:USBメモリー(写真/音楽/動画)用/1:USBハードディスク用CQ1ラインにはなかった、4K動画写真ネットプレイヤーアイコンが増えています。↓のイメージです。
引用 DQ1ライン
DQ1ラインとCQ1ラインの価格の差
価格はどれくらい違うのでしょうか?Amazon.co.jp、楽天市場、Yahoo!ショッピング、PayPayモールで販売中の最新価格を画面サイズ別で表にまとめています。
65v型の価格の差
参考:発売前の価格差(平均)は、約13万2千円ありました。
55v型の価格の差
参考:発売前の価格差(平均)は、約10万千円ありました。
48v型の価格の差
4T-C48DQ1 | 4T-C48CQ1 | |
平均価格 | ---円 | ---円 |
価格 | ---円 | ---円 |
価格一覧 | 価格一覧 |
2021.4.27時点、4T-C48DQ1の発売はアナウンスされていません。
まとめ
2021年モデルと2020年モデルの差、DS1ラインとDQ1ラインの違い、DQ1ラインとCQ1ラインの違いを通して、AQUOS OLED DS1とDQ1とCQ1の違いを明確にしてきました。
こちら( DS1ライン[ 65v型 55v型 ]、DQ1ライン[ 65v型 55v型 ]、CQ1ライン[ 65v型 55v型 48v型 ])で価格動向などの情報をまとめています。参考になれば幸いです。